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デザイン2020.06.15

【団体保険】開封率を高めるDM封筒のポイント

「封筒の内容やデザインによって開封率が変わる」ということを意識されて封筒を作成されておりますでしょうか?
封筒は中身の加入申込票やパンフレットをお渡しするためのツールですが、お客様にとっては情報を一番目に受け取るツールとなります。つまり、封筒に書かれていることで開封するかしないかが決まります。その時の判断は数秒と言っていでしょう。その数秒を機会損失としないために、必要な情報を的確に掲載することが求められます。

では具体的に何を掲載すれば良いのか説明します。
基本的には5W1Hの内容に沿ったものとなりますが、最低限下記の①〜④は必要となります。さらに、既加入者と未加入者用の封筒を共通で使用される場合は、未加入者の方が見て、封筒を開きたくなる内容を記載します。

具体例で見ていきましょう。

【ビフォア】
こちらは、団体保険の封筒ではよく見かけるデザインの封筒です。必要な情報が掲載されているものの、短調で事務的なイメージがあります。また、既に加入されている方には「あぁ、今年も来たな」と毎年のルーティンとして受け取れますが、未だ加入されていない方には、事務的なイメージもあり、団体保険の魅力が伝わらずゴミ箱行きの確率が高まってしまいます。

【アフター】
上記ビフォアを元に改善した例が下記となります。元々の情報に加えて、未加入者に対する情報を加えています。未加入者の方は、団体保険の魅力が何なのか、他の一般の保険と何が違うのかを意外と知らなかったりします。パンフレットの中の一部に掲載されていても、それすら見ていない事も考えられるので、ここはしつこくポイントを絞り掲載します。

〈掲載するポイントの一例〉
・団体割引があること
・いくらから入れるのか、障壁を下げる金額を提示
・会社の福利厚生制度であること

いかがでしょうか。封筒は、届いたら誰もが見る黄金のスペースです。
ここを無駄にするのはもったいありません。ただ文字を掲載し配布するのではなく、適切な情報と伝えるべき内容を絞り掲載することで、その後の加入率にも影響するツールといえるでしょう。加入率は「封筒にあり」と思って、今ある封筒を見直してみたらいかがでしょうか?

改善ラボでは、現在あるツールを見直すための診断を無料にて行っていますので、
こちらもお気軽にご活用ください。https://www.kaizenlab.jp/check/

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