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マーケティング2017.05.22

パンフレットは試行錯誤の積重ね

毎年配布するパンフレットは内容を変えたり、見せ方を変えていますか?
毎年同じ内容のものを配布しているとしたら、非常に危険な状態といえます。
保険は目に見えない商品です。
目に見えない商品だけに保険の内容は、
パンフレット(やインターネット)からしか情報を得ることができません。
言ってみれば、パンフレットが商品の「顔」となっているのです。
車やパソコン・スマホなど、どんな商品でも数年に1回はモデルチェンジをしますし、
マイナーチェンジは頻繁にしています。
それはユーザーのニーズを把握し、それを商品開発に反映しているからです。
ライフスタイルや家族構成の変化などにより、ユーザーのニーズが多様化してきています。
ニーズを敏感に捉え、商品の価値を訴求するためには、商品の顔も変えていく必要があるのです。

ですから、パンフレットを変えていないという事は
顧客ニーズを反映していない危険な状態だといえるのです。
また、「これを載せればユーザーにも商品の良さが伝わるだろう」と思って
パンフレットを作成しても、なかなか伝わらずに終わるケースも少なくありません。
何を載せれば正解なのかは、消費者の傾向を掴んだ上で「やってみないと分からない」のです。
毎年の募集の時に「今年はこんな内容を載せてみたけど反応はどうかな?」と試行錯誤し、
その結果が良ければ万歳、駄目だったら来年に改善をしていけば良いのです。
そうやって試行錯誤した結果が「加入率の向上」に繋がるのではないでしょうか。
パンフレットが商品の顔になっているという視点で、
その顔のお化粧直しを改めて考えてみてはいかがでしょうか?

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