改善Lab.

メールマガジン登録
マーケティング2023.01.10

加入率アップにつながるランディングページ(LP)の作り方

コロナ渦以降、団体保険の募集においてもデジタル化にチャレンジされているお客様をお見受けします。
デジタル施策の魅力は、アクセス数やCV数などの数値を容易に知ることができるため、説得力のある仮説設計や改善計画に役立つ点です。
今回は、デジタル施策の中でも最も手軽なランディングページ(通称LP)について、「加入率アップ」の観点で説明いたします。

ランディングページとは?

広義のランディングページとは、ホームページのなかで訪問者が最初にアクセスして着地したページのことです。
一方、一般的によく使われているLPは、訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトのページのことを指します。
今回はLPについての説明となります。

LPの役割

LPはWeb上のチラシのように捉えられていることがありますが、役割が異なるため注意が必要です。
チラシは認知から興味の段階を担うものですが、LPは比較検討まで済んでいる見込み客が最後の確認のために訪れるページです。
要点を伝えて目的地へ最短距離で誘導しましょう。

加入率アップにつなげるためのLPの作り方

見込み客がどのようなページからどのような目的でランディングページに訪れるかをストーリーとして持ち、ピンポイントに適した情報を提供することが求められます。
より良い情報を提供するために必要な構成要素とキャッチコピー作りのコツについて考察いたします。

<保険商材LPにおける理想的な構成>

効果があがるLPを作るためには、伝えたい情報を入れるのではなく、見込み客が欲しい情報を意識した構成を作ることが大切です。
見込み客のファーストビューの離脱判断は3秒とも言われており、しっかりとWebページを読んでくれません。
その点を考慮した上で、保険商材におけるLPの構成は6つのパートに分けて考えるようにしましょう。

①喚起
対象となる保険に加入するとどうなるのか?見込み客に加入後の変化を訴えかけましょう。
②結果
加入後の変化を訴えかけたら、その保険がもたらす結果にフォーカスしましょう。保険に加入するとこうなりますよ。という得られる結果や事実を伝えます。
③証拠
②の結果を数値などで実証しましょう。
④共鳴
実際に保険に加入しているお客様の声を載せましょう。特に知名度が低いときには体験が非常に貴重な判断材料となります。
⑤ストーリー
人は感情でモノを買って理論で正当化します。ここでは感情に訴えかけることを心がけましょう。商品開発や導入にあたっての思いを語りましょう。
⑥締め
今加入しなければならない理由、加入して損をしないと言える根拠を語りましょう。「今度でいいや」「もう少し調べよう」と思わせないことが重要です。

<魅力的なキャッチコピーの作り方>

まずは商品の特徴を整理しましょう。
その上で、医療保険における見込み客の観点からツッコミを入れながらキャッチコピーを作りましょう。

いかがでしたでしょうか?
LPは一般的なWeb作成や動画制作と比べ費用を抑えることができ、デジタル施策へのチャレンジのスタートにおすすめです。
弊社ではデジタル施策ツールのデザインはもちろん、企画からご相談いただくことも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

同じカテゴリの記事