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デザイン2018.05.28

自分のセンスを疑いましょう

みなさまは『デザイン』という言葉から連想することはなんですか?

「絵が上手な人が得意なこと?」という、漠然とした印象をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。

最近は”デザイン思考”というワードが、ビジネスで一般的しつつあり、『デザイン』という言葉が、設計や計画など広義に使われる機会が増えてきています。

今回は、一般的に認知されている衣装性としての「(狭義の)デザイン」について、考えてみたいと思います。

前提として、伝える側は自分のセンスを過大評価する傾向があります。
しかし、デザインは受け手に伝えるためのコミュニケーションの手段で、伝える側は客観的な判断を心がける必要があり、好みの問題ではありません。

想定ターゲットや目的などをまとめずに「(狭義の)デザイン」に取り組んでしまうと、「読み手が必要としている情報は何か?」「読み手はどのように感じるか?」といった、読み手にとっての良いデザインにはなりません。

発信する側は、漠然としたセンスに頼らず”目的を明確にする” こと ”基本ルールを使いこなす”ことが大切です。

”目的を明確にする”
目的とは、お客さんとの関係性を強化する。といった抽象的なもので、漠然とした理想に似ているかも知れません。
ただ、目的がなければ、具体的な目標を立てることもできず、告知物を作る意味自体がなくなってしまうため大変重要なことです。

”基本ルールを使いこなす”
基本ルールを知ることは、目的を達成するために合理的なツールと言えます。
できる限り主観を捨てるための予防線のようなものではないでしょうか。

改善lab.には、デザインの基本ルールについての記事も多数ございます。
例えば、高齢者ターゲットの告知物を制作する場合、このような基本ルールを理解できていると、告知の成功率があがります。

また、文章の見せ方についても、基本ルールを知っていれば、読みやすい告知物に一歩近づけることができます。

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