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デザイン2018.08.27

レイアウトバランスを見る際は「重さ」を意識しましょう

バランスとは何でしょうか?
バランスの良さを計る要素のひとつに「重さ」があります。
「重さ」とは、文字の大きさや太さ、文章の量、画像の濃淡からくる見た目の密度。


上図のAとBは同じ大きさのスペースに文字を配置しています。
AよりもBの方が密度が高く、重く感じます。


上図のCとDは同じ大きさのボックスですが、濃淡に差があることで、CよりもDの方が重い印象になります。

要素の優先度だけで配置してしまうと、安定感のないものになってしまうことがあります。
各要素の優先度だけでなく、「重さ」を意識して、その重心が紙面の中央にくるようにレイアウトするとバランスが整った紙面を作ることができます。

重心を意識したレイアウト例
①中央を起点として均等な要素を上下に配置すると安定感のあるレイアウトになります。

②左右対称に配置しても、重心が中央にかかり安定感のあるレイアウトになります。

③大きさの違う要素を濃淡で強弱をつけて配置することで、安定感の他にメリハリもあるレイアウトになります。
バランスが整った紙面は、読みやすさにもつながります。
これらを参考にさっそく目の前のお仕事に取り入れてみませんか?

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