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デザイン2019.08.05

配色のバリアフリー

色覚


モノを見る機能は「色を識別する色覚」の他に「細かい物を見分ける視力」「同時に見渡せる範囲を示す視野」があります。

日本人の90%以上の人はC型色覚(一般色覚)をもち、男性では20人に1人女性では500人に1人程度は、それ以外の色覚をもっています(P型、D型、T型など)。
C型色覚(一般色覚)の人は虹色を7つの色に分離して認識することができますが、それ以外の色覚の人は同じように色を認識することができません。
そのため信号の3色の色分けや危険や警告を表すために使われる赤色などは、C型以外の色覚をもった人にとって認識しづらい場合があります。

信号の3色の色分けや危険や警告を表すために使われる赤色などは、C型以外の色覚をもった人にとって認識しづらい場合があります。

つまりバリアフリー化されていない配色は、情報の理解を妨げる障害になるのです。
他にも感覚過敏をもつ人の中には、発色の強い色やコントラストの強い色の組み合わせ、たくさんの色が使用されているものは刺激が強すぎるため気分が悪くなってしまう人もいます。

今回はC型色覚(一般色覚)の人もその他の色覚への理解を深め、より多くの人に伝わりやすい配色について知る必要があるのではないでしょうか。

色の見え方

C型色覚(一般色覚)の人と、それ以外の色覚をもった人の見え方の違いが以下となります。まずは知ることで配色への理解を深めましょう。

色のバリアフリー化への対応方法

すぐに対応可能な注ポイントをまとめましたので、ご参考になさってください。

色のバリアフリー

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